「EARTH」(世界の終わり1枚目のアルバム)収録曲感想

CD紹介

試聴

収録曲紹介

幻の命

ピアノの音色が切ない、ともすれば軽快に聴こえかねないクリーンギターの音色も切なく響いてくる一曲。

生まれて来られなかった命達への鎮魂歌なのかなって思います。

だから「幻の命」なんですね。夢で出会えたようですが……

虹色の戦争

テンポよく、軽く跳ねるような曲調なのに、歌詞はとても考えさせられる内容です。

自由って、本当になんでしょうね?

私達は小さな命の自由を何の感慨もなく造作もなく奪っているというのに、その上に成りたつ自由ってことですよね……

インスタントラジオ

リズミカルで楽しい曲です。

聴こえてくる音全てが笑顔だったら楽しいのに、と平和を純粋に願う曲だなって思います。

どんな人でも楽しく歌える時が来るといいですよね。でもなかなか来ないんですよね、そんな日って。

青い太陽

太陽って普通赤いイメージがあると思うのですが、タイトルから既に「青」と表現しているように、色とりどりのファンタジスタみたいな曲だなぁと思うのです。

逆に青って放射能系の色を想像したりもするのですが、まさかそれじゃないよね……?

死の魔法

すっごい穏やかな曲調で、好きな世界から1人死んでいくような寂しさを感じさせる曲です。

死を歌っているのに、雰囲気がすごく暖かいんですよね。

死と、時間をかけてゆっくり向き合いたい時などに似合う一曲かもしれません。

世界平和

穏やかな気持ちになっていたら裏切られるような、荘厳で壮大な争いの曲です。

視点を変えると平和の姿がまるっきり変わるので、平和について考えさせられます。

でもどれだけ考えても、結局、明日にはまた虫や花などの小さな命を沢山葬ってしまうのでしょう、歩いていてうっかり潰すとか、全く気が付かないレベルで。

最後が左右でセリフが違うのはゾクッと来ます。

白昼の夢

穏やかなようでどこか不協和音のような不安を感じるイントロから始まる曲。

主人公は1人で朝に眠って夜に起きる生活を繰り返しているみたいです。

「「未来」は部屋に来ない」と歌っているのに、最後「もうすぐ僕の部屋に太陽が来る」と締めくくられているのが何だか物凄く不安を感じてしまいます。

太陽が、穏やかな夜を終わらせる手段として描かれている気がするんですよね。

視聴環境

音源:Apple Music配信音源

再生機器:Xperia 10 Ⅲ(DSEE Ultimate)

イヤホン:KBEAR KS1

ケーブル:KBX4891

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