「失敗作」(ザアザア2枚目のアルバム)収録曲感想 | ナルクの趣味で人生を楽しむブログ

試聴

何だか怪しく不気味な雰囲気で始まったかと思いきや突然デスボイスになったりして雰囲気の振れ幅が大きい曲。

自己否定の感情の渦に巻き込まれてしまいそうな一曲。

ライブでは結構暴れ回れそうな気がする曲です。

少しメロディに切なさの混ざる、疾走感のある曲。

イントロのギターリフから一瞬にして心掴まれた曲です。

良い子だった筈の人の、そのイメージをぶち壊すのに十分な映像が流出してしまったのでしょうね。

そうなる前に戻りたいと願っても、もう戻れないのです。

こちらもまた泣ける寂しさのある曲。

連絡先を消すだけという、指先の操作なのになかなか踏み切れない心境なんだと思います。

どうしても「ねじ曲がったし」ではなく「ねじ曲がった」で区切りをつけたくなってしまうのは何故なのでしょうか。

とてもリズミカルで、暗いですがノリやすい曲です。

淡々と進んでいくAメロが逆に怖さを感じます。

サビも叫ぶような感じではなく、じっとりと情念に訴えかけるようなメロディです。

だからこそ深く深くこびり付いてしまった感情を感じられます。

デスボイスで畳み掛けるように襲いかかってくる曲。

ギターリフが何だか狂った踊りを踊っているようです。

本当は良くないなんだとは思いますが、その関係に依存せざるを得ない、その関係にしか救いを見いだせない、かなり闇の深い曲だと思いました。

どこか爽やかなようで、でもどこか物悲しさもある名曲ですね。

音源:Apple Music

スマートフォン:Xperia 10 Ⅲ(DSEE Ultimate)