前書き
ウォームと言われる音質傾向を持つイヤホンっていうのを手にしてみたかったのです。
というのも、Plastic Treeというアーティストがいるのですが、どっぷりと世界に浸れる感じの音が好きだなと思っていたのですが、最近買ったイヤホンで、それがあまり感じられなくて……
多分これはイヤホンとアーティストと私の好みの相性だな、と思った時に、ウォームな音質傾向と評価されるイヤホンだったらぴったり合うのでは?と思いました。
で、Twitterでそういう傾向で安いイヤホンある?と呟いてみた所、教えていただいたのがAS06というイヤホンです。
値段はAmazonでは4950円です。
2月になるまで購入せずにおこうと思ったのですが……(月を跨ぐと色々とリセットされますので)
1月末にあったタイムセールで900円程安かったので、思わず購入してしまいました!
KZ AS06を開封してみた
まずは箱はこちら。
開封。
中身はこんな感じです。
本体、ケーブル、イヤーピース、説明書、保証書です。
本体はこんな感じ。
「6 BALANCED ARMA TURE」って書いてありますね。
今回は力強い低音を出すと言われているダイナミックドライバーが使われておらず、繊細な音を出すと言われるBAドライバを片耳3基(だから両耳で6基で、商品名やこういう所に6ってついてます)搭載して全音域をまかなっている……という特色のイヤホンのようです。
ケーブルはこちら。
マイク使う予定無いのにうっかりマイク付きをポチってました。
まぁ、マイク無しのケーブルは他の付属ケーブルで同型のものを持っているし、マイク付きのケーブル持ってなかったから良しとしましょう。
付けてみるとこんな感じです。
これ、地味にケーブルだけでなく本体にもちゃんとLとR書いてあるので、ケーブル差す時に迷わないのがポイントですね。(他の商品は大体一回は間違えます……)
イヤーピースは本体に装着されているものを含めて3サイズです。
KZ AS06で聴いてみた
装着した感じ、ちょっと本体大きめな感じがしたので昨日まで聴いていたZSTXと比較。
確かに、一回りくらい大きめの本体です。
装着感も大事な人は、ここは一つポイントになる所かなって思います。
……後でリケーブル遊びが出来るなこの機種?
視聴環境
再生機器:Xperia XZ3
接続機器:SONY WALKMAN NW-A55(Bluetooth接続/DSEE HXオン)
再生音源:Youtube Musicより通常配信音源
聴いてみた
では、最近はこの曲から聴く事が何となく恒例になっております、己龍さんの彩から……
ふむふむ、これがウォームな音というやつなのですね……
これは聞き疲れしにくそうな音質です。シンバルの刺さりはほぼ感じません。
このイヤホンの音をウォーム、つまり温かみがあると取るのか、単に音がぼやけていると取るのかは聴く人の自由な気がします。
でもそれも、直前までハッキリとした音のイヤホンで聴いていたから比較でそう感じるだけで、このイヤホンだけ聴いていたら何も気にする事は無い感じです。
そのまま流れでプレイリストにある己龍のアカイミハジケタを聴きましたが、やっぱり曲によってはこの柔らかな音の出方の方が似合う曲ありますね。
己龍の蹲やDIR EN GREYのINCONVENIENT IDEALを聴きながら、こういうしっとりとした雰囲気の曲でどっぷり世界に浸りたい時には最適だなぁって思いました。
ライブハウスとか映画とか、そういう所で聴いている感覚になります。
逆に、爽快にテンションぶち上げたい!みたいな時はKZ ZSTXやCCA C12の方が良いなって個人的には思いました。
そして、Plastic Treeはやっぱりこっちのが個人的に好みな音が出ております、教えて下さった方ありがとうございます!
しかし不思議だ、ダイナミックドライバが力強い低音出すっていう事らしいのに、このイヤホンからがっつりとボリューミーな低音は出ているぞ……?
結論
5000円で購入しておつりが出るくらいですから、個人的にはおすすめのイヤホンの1つです。
今となっては安くて良いイヤホン沢山ありますが、これが発売された2018年末で考えたら最高のイヤホンだったのではないでしょうか?
勿論、私自身当時のイヤホンは殆ど持っていませんからなんとも言えない所ではありますが……
そして今でも、しっとりと聴くのに最適なイヤホンとして安価イヤホンの中では君臨し続けている……のだとしたら。(他のイヤホンを全部知っている訳では無いので本当に君臨しているかはわかりませんが……)
凄いイヤホンだな、と思います。
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