試聴
収録曲感想
正しい街
若さ故の未熟さと、それゆえの不安定さを、若さ故のエネルギーにのせてぶつけてるんじゃないかって思います。
Aメロのメロディは好みです。
歌舞伎町の女王
ちょっとアブノーマルな雰囲気の曲。
親を憎んではいるけれど、結局同じ道を歩んでいる辺り、血は争えないのかなとか思ったりします。
そんな、少しあきらめに似た感情もあるのかもしれません。
丸ノ内サディスティック
最初タップダンスのような音が聞こえてきたので何が始まるのかと思いましたが、こちらは何だかアブノーマルさよりも正統な大人の色っぽさを感じる曲だと思いました。
幸福論(悦楽論)
スピード感溢れる曲。
ノイズ混じりのボーカルが、その絶叫が、曲から今にも飛び出して溢れんばかりのパッションを感じさせます。
茜さす 帰路照らされど…
ミディアムテンポでしっとりと聴ける曲なんですけど、どこか不安を掻き立ててくるのは何なんでしょうか?
こんな中でクリーンギターがザクザクと言った感じで聴こえて来るのも印象的です。
シドと白昼夢
ゲーム音楽みたいな音と、ハープっぽい美しい音の狭間でまさに白昼夢を見ているかのようにふわふわした気分を味わっていると突然ノイジーなロックに生まれ変わるってのがすげぇですよ。
サビとそれ以外が違う曲な気もしてきます。
積木遊び
積木遊びに例えられてはいますが、多分心理戦とか駆け引きのような何かだと思います。
ゴリゴリのロックだなぁと思っていたら突然入る琴のパートがよくわからなかったりします。
私も相手の策に引っかかってしまっているんでしょうか……
ここでキスして。
大人っぽい曲かと思いきやサビなんかでは割と幼めな面も見え隠れしたりする曲。
大人では無いけれど、大人ぶりたい年頃の人の心境にはきっと物凄く刺さるんだろうなぁ、この曲……
私は恋愛をあまりした事がないのでわかりませんが……
同じ夜
バイオリンが凄く、他ではあまり聞かない個性的な鳴り方してます。
でも結局聞き入ってしまう事に変わりは無いのですが。
後半は個性的なバイオリンと歪んだギター?の絡み合いか面白い感じになっています。
警告
正統派でとてもカッコいいロックチューン。
変化球だらけのこのアルバムでは、正統派な事も十分な個性になっています。
モルヒネ
最後はミディアムテンポで晴れやかに終わります。
しかしこんな爽やかな曲にモルヒネなんてタイトルがついているとは思えないですね……
視聴環境
音源:Apple Music
スマートフォン:Xperia 10 Ⅲ(DSEE Ultimate)
DAC:Radius RK-DA50C
イヤホン:Kinera Celest Gumiho
イヤーピース:final Eタイプ
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